中学受験を控える娘のアクアちゃん。もともとマイペースな女の子ではあるが、受験生という意識が低い。塾の先生に面談で言われてた時だけは「がんばる。絶対やる」と言う。たった数時間で言ったことがなかったことになる。その繰り返し。そのたびに私はイライラし、アクアちゃんに対して怒ってしまう。
「受験は親のためじゃない、自分のため。将来なりたいものがあるならそれに向けて頑張らなかったらなれない」
そう言ってもアクアちゃんには全く響かない。ずっと個別塾に入れていたが、夏期講習で同じ境遇の子たちと学ばせてみようと集団に入れてみることにした。態度もやる気も全く変わらないアクアちゃんを見て、ため息と残念な気持ちにしかならなかった。親があきらめてしまってはダメなのは分かっているが、何を言っても響くこともない、やる気もない、目を離せばipadかswitchでYoutubeを見るアクアちゃんを見てたら諦めるしかない。自分の人生、あとで後悔しても戻れないことを分かってほしいと何度も訴えてきたが、私の方ももう疲れた。この夏休みで受験のことは何も言わないことにしようと決めた。人に言われて気付くものではない。自分で気づかなければ。。。
自分の人生。後悔先に立たず
よく番組で翔くんがお母さんの話をしていた。厳しくもあり、ユニークでもあり、パンチのあるお母さん。働きながらも翔くんの勉強に遅くまで付き合ってあげる素敵なお母さん。きっと櫻井家のまとめ役なんだろうなぁって感じる。楽しく面白く話してくれる翔くん。私はそんな翔くんママのネタが大好き。Netfilxの「Voyage」の『SHO’s Diary』で学生時代のお友達が「家族がほんとに仲良い」と言っていた。ジャニーズ事務所に入ることでお父さんとはいろいろあったかもしれないけど、それでも「家族が仲良い」ってことはお母さんの力が大きいのではないだろうか。私は子供たちに翔くんのようになってほしいという願いで小さい頃からたくさんの習い事をさせた。ピアノ、英語、書道、学習塾、公文等々。働くママと言うところだけが翔くんママと一緒だが、他は全然できていない。私ができていないのだから娘のアクアちゃんに私の言葉が響くわけもない。そう、私自身が。。。
立派なママにはなれていない
私は子供好きとは言えない。でも若い時から「ママになりたい」とは思っていた。20代前半で摂食障害なり、無月経になった。「もしかしたら子供ができないかも」とまで思った。身体が元に戻りつつあった段階から不妊治療専門医に通っていた。いつかママになれるように。独身時代から専門医に通っていたかいあって2人の子供、アクアちゃんとゾウくんに出会うことができた。自分の子供は唯一無二の存在。分かってはいるが、元々短気の私はすぐに怒ってしまうダメなママ。はぁ~:;(∩´﹏`∩);:
やらなきゃいけないことと向き合うため
ある雑誌でこんなことを聞かれていた。
「なぜ学校に行くんですか?」
その問いに翔くんは
『勉強するっていう部分でいうと、やりたい、やりたくないの意思にかかわらず「やらなきゃいけないことをやる」っていうトレーニングだと思う。国語が苦手だろうが算数が苦手だろうが、試験はあるわけで。社会に出たらやりたいことだけやれるわけではない。そのために、やりたくないこと、やらなければならいこととどう向き合うかを学ぶためだと思う』
と答えた。社会人になってほんとにそう思う。社会に出たらもっともっと厳しいこともたくさんある。だからと言って逃げるわけにもいかない。学生は勉強から逃げてはいけない。それが今あなたたちがやるべきことだから。それができたら、なんだって乗り越えていけると思う。
ママが子供たちに思うこと。それは。。。
勉強から逃げてはいけない。今あなたがやるべきことから目を背けてはいけない。その先にはきっと輝く光が待っているから